このモデルは、 "ごみハンターヘッド" という多少弱めの自走式のモーター式回転ブラシを内蔵したヘッドを装備し、また、メーカーページやカタログには書いてはありませんが、高性能なHEPAフィルター相当のフィルターが装着され、排気もクリーンであるはずです。
前年度モデル「CV-SP9」との違いは、
- 吸込仕事率が20W上がって620Wに
- 運転音が1dB悪化
- ダストカップ部立体フィルターにティッシュをセットしやすいよう改良(効果不明)
- ヘッド上空の塵を吸い取る「チリとりフラップ」の消滅
この上位機種「CV-SR20」との違いは、
- 吸込仕事率が10W下がって620Wに
- ヘッドがワイドごみハンターヘッド ⇒ ごみハンターヘッドにダウングレード
- 延伸管部先端の「クルッとブラシ」の省略
- ソフト車輪の省略(普通の樹脂製に)
- 重量が200g減の3.9kgに
- フィルター部の消臭効果のあるナノチタンという物質の省略
一番大きな違いと思われるのは、2段ブーストサイクロンにも装備されているヘッドの "ワイドごみハンターヘッド" で、露骨に高そうなものに変わります。それ以外は、大した違いではないかも。
総合評価としては、この「CV-SR10」はサイクロンではなく、事実上ティッシュを使い捨てフィルターとして利用するティッシュフィルター式なのですが、それで良いなら良いのではないでしょうか。この下位機種の「CV-SR9」は、発売から日が経てば国産サイクロン中最低水準の価格となりますので、価格で選ぶ機種となりますが、この機種は基本的には、安いからと選ぶ機種ではないと思います。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・CV-SR10 ごみダッシュサイクロン | |
・楽天 ・amazon ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:ごみハンターヘッド(弱自走式パワーブラシ) ・目詰まり対策:コード連動式フィルター振動機構&ティッシュ装着 ・吸込仕事率:620W ・本体重量:3.9kg ・運転音:65〜約59dB ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:ブルー、レッド ・HEPAフィルター(相当品)仕様 | |
先代モデル
・CV-SP9 ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:ごみハンターヘッド(弱自走式パワーブラシ) ・目詰まり対策:コード連動式フィルター振動機構&ティッシュ装着 ・吸込仕事率:600W ・本体重量:3.9kg ・運転音:64〜約58dB(2009年新基準)/62〜約56dB(従来基準) ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:レッド、ブルー ・HEPAフィルター(相当品)仕様 ・[チリとりフラップ]床上に漂うチリも吸引 | |
関連ページ:
・日立掃除機
・CV-SR20
・CV-SR9
関連サイト:
・サイクロン式クリーナー CV-SR10:日立の家電品