パナソニックとしては、中途半端な数字の型番ですが、恐らく2009年度型「MC-P990WS」のモデルチェンジということになり、家電量販店には卸さない、パナソニック(ナショナル)専門店向けに作られた型番だと思われます。
実は、MC-PA200WXという紙パック式の最高級機が4月に発売となっていたのですが、これは型番的にはそれを超えていることになります。
それらでの違いとしては、「MC-PA220WS」においては、
- セルガイア(R)脱臭カートリッジの追加(脱臭力の強化)
- 普通のすき間ノズルが、ブラシ付3段伸縮ロングすき間ノズル(最長70cm)に
- 630W ⇒ 600Wに吸込仕事率が低下
- アルミ延長管 ⇒ 樹脂延長管 にダウングレード
- 延伸管変更に伴い、コンパクト収納(高さ75cmの押し入れに立てて収納)が不能に
なので、あまり違わないと言えば、違わないです。
ただ、アルミ延伸管が2008年度型の樹脂延伸管に戻ることで、重量が200gも減るのですが、パイプ部の持ち手まで古くなってしまいますのが若干気になります。変更時には持ちやすさが増したのが随分強調されていましたので。

吸込仕事率に関しては、600Wあれば一流ですので、私としてはそれ程気になりません。
前年度モデル「MC-P990WS」からの変更点は、
- ナノイー発生機能の追加
- 吸込仕事率の10W低下
- アルミ延長管 ⇒ 樹脂延長管 にダウングレード
- 延伸管変更に伴い、コンパクト収納(高さ75cmの押し入れに立てて収納)が不能に
- 本体重量の200g増
- ヘッド部の静電気除去のためのマイナスイオン発生量が倍化
- コード連動式の紙パック振動機構の振動数が1.5倍に
- 紙パック内ツインサイクロンの実装(中でゴミが回転します!)
- 重心位置の改良で、段差乗り越え性能がアップ
- ヘッドに床面検知センサーを追加して省エネ性能がアップ
- 排気が、 "上方分散排気" から、 "まいあげブロック構造" (斜め後方排気)に
- 基準が変わったのでよく分かりませんが、運転音が若干悪化かも
外観はソックリですが、新設計なので結構変わっています。こちらで考えると、新しい方が良いのではないでしょうか(…やはりパイプ部の持ち手が気にはなりますが)。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
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![]() | ・楽天![]() ・amazon ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:新軽量Wドライブノズル(親子自走) ・目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構&パワー持続センサー ・吸込仕事率:600W ・本体重量:4.2kg ・運転音:63〜約56dB ・排気方法:まいあげブロック構造 ・持ち手(本体):固定式 ・色:シャイニーシルバー ・エアダストキャッチャー ・ハウスダスト発見センサー ・ふとん清潔ノズル付 ・ナノイー発生機能 |
前年度モデル
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・楽天![]() ・amazon ・口コミ・評価:― ― ― ・ヘッド形状:新軽量Wドライブノズル(親子自走) ・目詰まり対策:コード連動式紙パック振動機構(「ブル紙パック」)&パワー持続センサー ・吸込仕事率:610W ・運転音:59〜約50dB ・本体重量:4.0kg ・排気方式:排気ふんわりマスク(抗菌加工・防臭加工) ・色:メタリックシルバー ・エアダストキャッチャー ・ハウスダスト発見センサー ・ふとん清潔ノズル付 ・恒例のパナソニック専門店向け型番でしょう ※本体希望小売価格:76,650円(税抜73,000円) | |
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・電気掃除機 MC-PA220WS | Panasonic