「MC-JS100W-S」はパナソニック製サイクロン掃除機・2009年モデルの、通販会社ジャパネットたかた販売用専用型番です。
「S」というのは、単に色を指しており、シルバー、もしくはシャイニーシルバーを指しているはずです。
ジャパネット用型番と言っても、完全なオリジナル製品ではなく、パナソニック製サイクロン掃除機「MC-S900W」とほぼ同型モデルとなっています(「MC-S1WX」という二番目に近い型もあります)。
・ | |
![]() | ・楽天 ― ― ―![]() ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:新軽量Wドライブノズル(親子自走) ・目詰まり対策:コード引くだけパワーキープ&パワー持続センサー ・吸込仕事率:590W ・本体重量:4.0kg ・運転音:64〜57dB(2009年新基準)/60〜約53dB(従来基準) ・持ち手(本体):固定式 ・色:ピンクゴールド、メタリックグレー ・ハウスダスト発見センサー ・エアダストキャッチャー |
違いとしては、この「MC-JS100W」には、パナソニック製の上級機種によく付属する布団用掃除機ノズル「ふとん清潔ノズル」が追加で付属し(別売有⇒「布団用掃除機ノズル」)、また、掃除機の吸引力を表す一つの単位である吸込仕事率が、590W⇒ 500Wに落とされています。これはパナソニック製では、一番安物の例外的な紙パック式掃除機を除けば、最低の数値となります。
国産掃除機で、吸込仕事率が500Wあれば一応合格と言えますが(国内メーカーは大抵500W〜600W程度です)、このMC-JS100Wに付く掃除機ヘッド「新軽量Wパワフルドライブノズル」は500W台後半の吸込仕事率を想定して設計されているはずですので、実のところ、ちょっとマズいのではないかなあと思います。
また、パナソニック製のサイクロン掃除機自体の評価としては、サイクロンとは勝手に名乗っているだけで、フィルターでゴミを濾し取る方式です。その為、紙パックが必要ない代わりにフィルター掃除が必要となります(何も書かれていませんが、一応ゴミケース部のフィルター前にティッシュを挟むと、毎回の作業はかなり楽になります)。その辺り、この種の偽サイクロンと、紙パック式ではモロに一長一短となります。
それに加え、ゴミ捨てでも、これはダイソンでも同様ですが、紙パックがないので直接ゴミを見ながら捨てることになり、ホコリが舞いやすいのであまり清潔ではありません。
この「MC-JS100W」と同じような製品として、サンヨー製サイクロン掃除機・エアシスのジャパネット型番があるのですが、向こうは型が古いこともあって実のところかなり安いです。なので、私としてもエアシスを買うつもりであれば、考えても良いと思います。ただ、この「MC-JS100W」だと、実は現在少し割高です。単純に価格面を見ても、あまりお勧めではありません。
※ジャパネットたかたは何故か商品のURLが頻繁に変更となるので、現在トップページにリンクを貼っています。(リンク先の)画面上部のメニューの「家事家電」からコーナーに行けます。
関連ページ: