※2012年現在では、残念ながら「W(ダブル)」ではなく、シングル(1本)かつ、同様の拭き掃除効果が維持されるよう改良・工夫された、「(新)パワフル自走ノズル」という型に移行しています。
「Wドライブノズル」というのはこれのことで、2本のノズルが内側に向かって回転し、ゴミを掻き集め、本体の吸引力で吸い取ります。そういう仕組みですので、一応片道で往復分のゴミが取れると言われています。
「親子」というのはこれのことです。ヘッドの左後方にあるレバーを踏むことで、ヘッドが外れて、すき間ノズルに近い形状の簡易ノズルが現れます。ちなみに、名前は紛らわしいですが、子ノズルは自走しませんし、回転ブラシも付いていません。
普通はこの「DOUBLE W DRIVE」と書いてある辺りにCMで一世を風靡した床上30cmのホコリを吸い取る「エアダストキャッチャー」の吸引口がありますが、これは少し安物ですので付いていません(写真は「MC-M9W」のものです)。
去年のものと今年のものは、「新軽量Wドライブノズル(親子自走)」と言っているのですが、それ以前のものは「親子自走Wパワフルドライブノズル」と言っていました。
軽量は分かりやすく、単に重量が軽く(約25%減)作られているということなのですが、パワフルの文字が削られているのは、文字数が多くなりすぎるために、省略されただけなのかもしれません。
性能としては、拭き掃除の効果があると言われていまして、ワックスのかかっているフローリングを掃除すると凄くピカピカになります。絨毯に対しては、特筆すべきものはないように思いますが。もしも、厄介な絨毯があるのであれば、やはりダイソンのパワーブラシが良いかもしれません。
あとは、このヘッドは結構重めです。軽いのが良い方には、若干不向きかもしれません(モーター式は大抵重いのですが)。
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・パナソニック掃除機
・パナソニック掃除機【2009年度】
・パナソニック掃除機【2008年度】
・パナソニック掃除機/紙パック
・「ツインサイクロン」とは
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・掃除機|ノズルの裏技|指令3|イズム「ism」|Panasonic
・ナショナル、2つのブラシで往復分きれいにする掃除機(家電Watch)