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ごみハンターヘッド[パワフル自走とパワフル快走]

ごみハンターヘッド」というのは日立製家庭用掃除機に装着されている自走式パワーブラシ式(モーター式回転ブラシ)のヘッドの総称です。

これには基本的に性能に差のある2種類があるのですが、共通の性能は、
  • エコモード(自動パワー切替運転)の搭載
  • 回転ブラシの回転力による自走機能
  • 「からまん機構」という髪の毛等の絡み防止の工夫
  • 「きわぴたスイングシャッター」という壁際を掃除しやすい仕組み
です。
ただ、日立のエコモードには多少の特徴があり、床質だけではなく、人がヘッドを動かす速度を察知して、前後に早く動かすとパワーを上げるようです(ただし、最も優秀なのはパナソニックのハウスダスト発見センサー付きの物のはずです)。

ごみハンターヘッドを種類別に見ますと、まず、「ワイドごみハンターヘッド」というのは、同製品の上位のモデルです。
特徴としては、
  • ヘッド幅がシリーズ中最大の30cm(前年度モデルだと29cm)
  • 自動運転の対応が「強」「中」「弱」の全て
  • 「パワフル自走」と呼ばれる強力な自走能力
  • 「チリ取りフラップ」でヘッド上空の塵も吸引
  • 運転状況を色で知らせるパワーモニター装備(これはゴミセンサー/エコナビではありません。単に運転モードの「強」「中」「弱」で色が変わるだけです)
…ということになります。

普通のごみハンターヘッドの特徴としては、
  • ヘッド幅が28cm(前年度モデルは26cm)
  • 自動運転の対応が「中」と「弱」のみ
  • 「パワフル快走」と呼ばれる比較的弱めの自走能力
ということになります。

また、「ごみハンターヘッドα」という製品も一応ありますが、これは「ワイドごみハンターヘッド」の旧型製品となります。
違いとしては、ヘッド幅が28cmで、パワーモニターの位置が現在のワイド版とは違っていること位です。

勿論、要するに価格で差を付けてあるという話ですので、どれが優れているという話では全くありません(笑)。ワイドごみハンターヘッドが付いている日立掃除機が買える方は、そちらを買えば良いと思います。逆に、高い掃除機はいらないという方は、普通のごみハンターヘッド付きの機種か、その他の下位機種を買えば良いと思います。
ちなみに、空中のホコリを吸うという「チリ取りフラップ」というのは、この機能はどのメーカーでもそうだと思いますが、単に気休め程度です。極端に言えば、小さな穴があいている程度です。これも正直一番よく吸うのは、元祖のパナソニック製だと思います。時間のある方は、風向きを調べるためのティッシュ持参で大手家電量販店の実演機でお試し下さい。

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