EC-AX110

「EC-AX110」はシャープから2009年11月2日に発売となる新型のサイクロン掃除機です。
同時発売で「EC-VX210」というシャープ製サイクロンの最高級機種もありまして、一応その廉価機、もしくはベース機という位置付けになります。
ただ、性能はともかく形状は今回から大きく変わり、まるで「EC-VX210」をマジンガーＺとするなら、「EC-AX110」は女性型ロボのアフロダイＡといった感じです(…分からなかったらすみません ^^;)。
そのEC-VX210との違いをまとめてみますと、

運転音がVX210は54～約47dBで、AX110は60～約52dB
重量がAX110の方が1.2㎏軽く4.2㎏
集塵容積がAX110の方が0.1L少ない0.3L

主なところではこんなところです。
なので、ほぼ重量と静粛性の問題となります。
パワーは同じですし、ヘッドも同じ。サイクロン部とゴミ捨ての方式も同じですし、前回は違った(インフルエンザ対策で話題の)プラズマクラスターの濃度も今回は同じになっています。なので、形の好みを除けば、本当に重量の軽さを取るか、静粛性を取るかといった感じになります。

前年度モデル「EC-AX100」との主な違いは、

ヘッド自走用の専用パワーアシストローラー装備＆従来比25％の軽量化を施した新へッド「軽・ラク乗り越えヘッド」を装備
静電気を除去することでダストカップ内を綺麗に保つ「プラズマクラスター・クリーンカップ」の搭載ダストカップ内のゴミ圧縮用スクリューの増設で、従来の2分の1⇒4分の1の圧縮率に
従来品は高性能なHEPAフィルター×1だったのが、排気部もHEPAフィルターとなって×2にレベルアップ(気密性に自信があれば1枚で十分だと思いますが・・・)
発生させるプラズマクラスターの濃度が高濃度版にパワーアップ
エコモードの搭載
2WAYヘンリヘッド(ソファー＆カーテン用)の省略
運転音が54～約47dB ⇒ 56～約49dBに若干悪化

といったところとなります。
売りとなるところでは、やはりプラズマクラスターイオンを使ってダストカップ内の静電気を除去する機能と、ゴミの圧縮率の強化です。
ヘッドは従来型でも優秀なはずですし、プラズマクラスターが高濃度になったと言っても、空気清浄機のように常時作動させる訳では全くないので、何となく微妙です。
なので、前年度モデルでも十分良いモデルだと思います。特に、価格差がある場合には・・・。
尚、前年度モデルではキレイオン(KIREION)" というサブネームがあったのですが、今年から廃止となっています。現在は変にシンプルに "プラズマクラスター掃除機" と呼ばれています。これは上位機種のEC-VX210も同様です。

　※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。

・EC-AX110 ― ― ―
	・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ― ・口コミ・評価：感想(_件)を参照・ヘッド形状：軽・ラク乗り越え・高トルクパワーヘッド(自走式) ・目詰まり対策：モーター式フィルター振動機構・吸込仕事率：450W ・本体重量：4.2kg ・運転音：60～約52dB(新基準)/56～約49dB(従来基準) ・排気方法：― ― ― ・持ち手(本体)：…不明(固定式＋折り畳み式か) ・色：シャンパンゴールド、シャインブルー・ヘッド上空の塵も吸引・高濃度プラズマクラスター採用品・HEPAフィルター×2仕様

先代モデル

・EC-AX100 KIREION(キレイオン)
	・楽天・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価：― ― ― ・ヘッド形状：パワーブラシ(自走式) ・目詰まり対策：モーター式フィルター振動機構(旧「10年間フィルター掃除不要」) ・吸込仕事率：450W ・本体重量：4.3kg ・運転音：54～約47dB ・持ち手(本体)：固定式×1、折り畳み×1 ・色：メタリックロゼ、メタリックオレンジ・HEPAフィルター仕様・ヘッド上空の塵も吸引・プラズマクラスター採用品