この機種の特徴は、 "ワイドごみハンターヘッド" という日立製掃除機の中でも最上位機種に付くヘッドと同じ物が付いていること、掃除機のパワーを表す吸込仕事率が620Wと業界最高タイの高さであること、そして、 "HEPAフィルター" という空気清浄機にも使われる高性能フィルターを排気フィルターとして採用しているところにあります(HEPAとは書いてありませんが、同スペック品との話です)。
つまりのところ、スペック的にはかなり良い機種です。
この前年度モデル「CV-PM10」との違いは、
- ヘッドが「ごみハンターヘッドα」から「ワイドごみハンターヘッド」にアップグレード
- 吸込仕事率が600Wから620Wに20Wアップ
- 本体重量が100g増加
- 運転音が最大値で59dBから62dBへと悪化(数値は従来基準)
- 従来の「曲が〜るロング吸口」が「ワイド曲が〜るロング吸口」に
そして、この下位機種「CV-PP9」との違いは、CV-PP9においては、
- 「ワイドごみハンターヘッド」がノーマルの「ごみハンターヘッド」(ただし、前年度までの型から改良されています)にダウングレード
- 吸込仕事率が10Wダウンで610Wに
- 「ワイド曲が〜るロング吸口」が従来の「曲が〜るロング吸口」にダウングレード
- 車輪がソフトタイプからノーマルの物に(豪華でなくなるだけで特に問題がある訳ではない)
- モーター後部のフィルターが、単なる抗菌加工フィルターからアレルオフフィルターにアップグレード
- 100gの重量減
尚、この上位機種は日立製紙パック式掃除機の最上位機種「CV-RP2100 プレミアムパックRP」となります。
違いとしては、主なところでは、
- フィルターがULPAフィルター(高集塵フィルター)という超高性能品に
- 運転音が2009年度新基準にして5dB改善
- フィルターの目詰まり対策の振動機構が電源コード連動式からモーターによる自動式に(ただし、電源を切る度に若干ウルサイはずです)
- 吸込仕事率が620Wから470Wに大幅減
- 重量が1.1kg増の5.0kgに
…大雑把に要約すれば、排気クリーン&若干の静音タイプだということです。
(※パナソニックのMC-P9000WXは、HEPAフィルターにしただけで吸込仕事率が50Wも落ちたというのに、HEPA仕様で業界最高の吸込仕事率が出るのは少し不自然です。また、同じ性能と言いつつも、名前を変えてHEPAやULPAという名前を出さなくなったのも不自然です。なので、HEPAフィルターではないか、密閉度に問題がある可能性があります。勿論何と言っても日立製なので大丈夫だとは思いますが・・・)
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・CV-PP10 ― ― ― | |
・楽天 ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:ワイドごみハンターヘッド(自走式パワーブラシ) ・目詰まり対策:3面除じん機構&パワー長持ち流路 ・吸込仕事率:620W ・本体重量:3.9kg ・運転音:64〜約58dB(2009年新基準)/62〜約56dB(従来基準) ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:シャンパン、アクアマリン ・[チリとりフラップ]床上に漂うチリも吸引 | |
先代モデル
・CV-PM10 パワースター ― ― ― | |
・Yahoo!S ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:ごみハンターヘッドα(自走式パワーブラシ) ・目詰まり対策:3面ブルッとエンジン&パワー長持ち流路(パワー約5倍長持ち) ・吸込仕事率:600W ・本体重量:3.8kg ・運転音:59〜約53dB ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:シャンパン、アクアマリン ・HEPAフィルター仕様 ・ヘッド上空の空気も吸引・ろ過 ・紙パックするりん構造(ゴミ捨て様式) | |
布団用掃除機ノズル
・日立 G-52 | |
・Yahoo!S ・amazon [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・トリプルビーター(beater)式 ・全メーカー共通つぎ手パイプ付き(外国製など一部に対応せず) | |
関連ページ:
・日立掃除機
・日立掃除機【〜2007年度型】
・日立掃除機/紙パック
・CV-PR20
・CV-RP2100
・CV-RP3000 CV-RP2000 ロボットパック
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・CV-PM8
関連サイト:
・CV-PP10:日立公式サイト