2009年9月18日にダイソン(Dyson)社の新型サイクロン式コードレスハンドクリーナー「DC31」(&「DC31 motorhead[MH]」)が発売となります。
これは従来あったDC16の後継機種ということになり、やはりパワーブラシを装備したモーターヘッドタイプと、ノーマルノズルタイプ(正確には「コンビネーションノズル」)の、吸込口の形状がその差となる2種類が存在しています。
この機種の特色は、新型モーター「DDM(ダイソン・デジタルモーター).v2」の採用にあります。
DDM.v2は、従来モーターの1/3の大きさとなり、本体重量はノーマルタイプのDC31で、1.55kgから1.32kgの230g減となっています(モーター重量自体の変化の程は不明)。
にもかかわらず、肝心のパワーは従来と同じ6分間可動モードで、従来比ほぼ2倍の65Wを誇り、10分間可動の省エネモード(通常モード)でも、従来より2W上回る38Wを達成しています。
これは充電式のハンディークリーナーとしては、破格の高性能ということになります。
バッテリーに関しても、21.6Vのチタニウムイオンバッテリー ⇒ 22.2Vのリチウムイオンバッテリーへと変更されています。リチウムイオンは高性能バッテリーの代名詞でもあり、電機自動車やハイブリッドカーでも主に採用されています。
この専用バッテリーは、6,300円と意外と安く入手できます。なので、予備を持つのも非現実的ではありません(楽天等で品切れの際には、公式サイトで入手できます)。
※また、従来はあった壁に取り付けるのが前提の、差し込み式の充電台が廃止され、プラグをバッテリーに挿し込むタイプに変更されています。
ただ、気になるのは、従来のDC16ではフィルター掃除の目安は半年に一度とされていたのに対し、このDC31では1カ月に一度の水洗いが推奨されていることです。
もしかしたら、パワーと引き換えに、サイクロンの渦の巻き方を弱めたのかもしれません(渦を強くするとそこでパワーを食うので、吸い込みのパワーは下がります)。
また、価格面では、まだ発売されたばかりのため、従来品の方が全然安いです。ノーマルのDC16であれば、現在2万円程度で購入可能です。
尚、本体のサイズも一回り小さくなりましたが、(黄色の方は)デザインではどちらが新型かはよく分からないと思いますので、一応ご注意ください。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・DC31 motorhead[MH] ― ― ― | |
・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:パワーブラシ(モーターヘッド) ・目詰まり対策:フィルターは1カ月に1度の水洗い ・吸込仕事率:「強」65W/「通常」38W ・本体重量:1.51kg ・運転音:不明 ・色:アイアン+サテンブルー ・3.5時間充電・「強」6分可動/「通常」10分可動 | |
・ダイソン DC31 ― ― ― | |
・楽天 ・amazon ― ― ― [レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・ヘッド形状:コンビネーションノズル(ブラシ内蔵ノーマルノズル) ・目詰まり対策:フィルターは1カ月に1度の水洗い ・吸込仕事率:「強」65W/「通常」38W ・本体重量:1.32kg ・運転音:不明 ・色:アイアン+サテンイエロー ・3.5時間充電・「強」6分可動/「通常」10分可動 | |
※DC26のコンビネーションノズルです。
関連ページ:
・ダイソン掃除機用オプション品(ロングパイプ、床用ヘッド等)
関連サイト:
・Dyson DC31 モーターヘッド(公式サイト)
・ダイソンオンラインストア(DC31用交換用バッテリー)
・家電製品ミニレビュー ダイソン「DC31 motorhead」(家電Watch)
・専用キットでカスタム可能 - ダイソン ハンディクリーナー「DC31」を試す(マイコミジャーナル)