しかも、業界最高(家庭用)の吸込仕事率620Wを引っ提げてのご登場です。
パナソニックもこの4月にデータを直前まで隠して、MC-P900WXを業界最高(一ヶ月前当時)の610Wで発売したのですが、見事に出し抜かれてしまいした。(笑)
あと、東芝では今までは、何故かハイエンド機に付く往復自走ヘッドの他には、自走式のヘッドは、「快走フローリングパワーヘッド」というものしかなかったのです。それで、紙パック氏のクワイエや、サイクロン式メガホイールの高い方(VC-CX200D)もそれを付けていたのですが、今回やっと普通の自走式パワーブラシが開発されて配備され始めました。
また、このVC-P200D メガホイールは、
紙パック式クリーナーの購入時に求められる点の第一は、「強い吸引力」ですが、続いて、「小回りの利く使いやすいクリーナー」という要望も挙げられています(東芝調べ)。(東芝ホームアプライアンス)との方向性で開発されたようですが、小回りはともかく重すぎです。
恐らく、このデザインのせいで、5,600g(以上)重くなっています。
なので、やはりこれはデザイン優先の機種として考えるのが正しいなのではないかと思います。
仮に、このタイヤの大きさが合理的なのであれば、他の東芝の機種にも応用されるはずですが、今のところ全くその気配はありません。
サイクロン式メガホイールでは、フィルターの目詰まりに不安があるのに対し、紙パック式のVC-P200Dはごく普通の単なる紙パック式なので、特に問題はありません(…多分)。なので、デザインが気に入れば比較的安心して購入できるのではないでしょうか。
ただ、何か特別な機能がある訳ではないのに重すぎるからなのか、東芝の紙パック式掃除機が皆つけている、紙パックの目詰まり防止機構(主に「引くだけパワーキープ」)が省略されています。
これではせっかく業界最高のパワーを誇っても、意味が丸ごと吹っ飛んでいる気がしなくもないです。
実のところ、吸引力に対してヘッド裏面の形状が最適化されているはずなので、単純に最高出力が高いことよりも、ある程度強い吸引力を変わらず発揮できる方が恐らく掃除をする上で重要です(…とは言えダイソンの210Wは本当にそれで良いのかと^^;)。なので、東芝の姿勢は、実際の高性能より、売り文句として「業界最高620W」という性能を欲しがったように見えてしまいます。
もっとも、東芝の他の紙パック式の機種が付けている、紙パックの電源コード連動振動式の目詰まり防止機構が殆ど役に立たないからこの機種から付けるのを止めたというのであれば、合理的でよろしいのですが。
ただ、では今売ってるその機能付きの機種は何なんだ、ということになってしまいます・・・。(笑)
(※東芝の公式サイトにも、VC-P200Dの単品カタログチラシにも載っていませんが、東芝製掃除機の季節カタログには、このVC-P200Dには「パワー持続ウェイ」という目詰まり対策があると載っています。店頭で確かめてきましたが、確かに空気が通る溝が刻んでありました。ただ、日立や三洋の同様の機能に比べると、本当に実験を繰り返して作ったのかと疑う安直な印象がありました
※2 基本同型モデルの「VC-PS300X」からその仕組みの名称は「全面ハイパー吸引」と改められ、このVC-P200Dでもそう呼ばれることになったようです。具体的な効果も載っていましたが、何と「VC-PX9D」等の「引くだけパワーキープ」に比べ、約1.5倍吸引力が長持ちするようです。…勿論東芝の自己申告ですが)
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
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![]() | ・楽天 ― ― ― ・amazon ― ― ― ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:軽量&自走式コンパクトパワーヘッド ・目詰まり対策:(パワー持続ウェイ) ・吸込仕事率:620W ・本体重量:4.4kg ・運転音:61〜約50dB ・排気方法:やわらか分散排気+アップストリーム分散排気 ・色:レッド、シルバー ・ちょいとスタンド(ホース&ヘッド部を立て掛け) ・床上ダストゲッター(ヘッド上空の塵の吸引) ・エコ自動モード有り |
関連ページ:
・VC-PG210 メガホイール
・VC-PS300X クワイエ
・VC-CY200D メガホイール
・VC-CX200D VC-CX100D メガホイール
・東芝掃除機
・東芝掃除機【〜2007年度型】
・東芝掃除機/紙パック
関連サイト:
・クリーナー VC-P200D:家電製品 Toshiba Living Doors




