ダイソンの「DC22」でもこっそりリコールがかかっています(Dyson公式サイト)。
ホースが摩耗すると電源ケーブル(※銅線部)が露出して感電する可能性があるとか。対象機種は「DC22 ddm motorhead」と「DC22 motorhead」の2種で、更に、
- 「DC22 ddm motorhead」では製造番号「504−JP-A10002 から 77457」
- 「DC22 motorhead」では製造番号「502−JP-A10002 から 41081」
クリアビンの下に製造番号を記したステッカーが貼ってありますので、該当製品をお持ちの方はご確認下さい。
DC22の手元電源スイッチは電池が必要なリモコン式なので、「turbinehead」の機種は全く関係ありません。モーターヘッドのモーター式回転ブラシ用の電力ケーブルの問題です。
エレクトロラックス社のエルゴラピード・アップグレードの時には主要各紙が揃って取り上げたのですぐ気が付きましたが、今回は全く新聞が取り上げなかったので気が付きませんでした。
どうも4月11日(土)の朝刊の広告欄にダイソン社が広告を出したみたいですね。国民生活センターの情報源も何と新聞の広告欄となっています。
私も慌てて土曜日の新聞をチェックしましたが、私の読んでいる新聞にはリコール広告は載っていませんでした。
勿論現在ダイソンの公式ホームページにも掲載されていますし、「保障登録」がなされていれば連絡が入るのでしょう。しかし、中古品だって出回っていますので、皆が必ず登録するわけではないでしょうに…。
また、実のところ、4月10日はダイソンの新型サイクロン掃除機「DC26」の発売日でした。
それでその翌日にリコール情報などとタイミングが凄すぎです。…「DC26」が発売済みになるまで情報を伏せたのではないでしょうか?
公式ホームページには「お客様の安全を第一に考え」などと書かれていますが、電化製品の通電する銅線が露出するなどという不具合にもかかわらず、告知の不徹底といい、タイミングといい、いい加減さが透けて見える気がします。
関連ページ:
・【リコール情報】ダイソン ホット&クール「AM04/AM05」
・DC22 (ddm) motorhead
・DC22 (ddm) turbinehead
・ダイソンDC12に火傷の危険
・DC26
・ダイソン掃除機比較
関連サイト:
・リコール情報:製品安全ガイド(経済産業省)