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[レビュー]ダイソン DC26 motorhead complete

イギリスの掃除機メーカーダイソン社から2009年に発表された新型サイクロン掃除機の最上位機種、それがDC26 motorhead completeです。
重さ3.3kgと国内メーカー製の安い小型の掃除機並の重量で、従来品と比べると随分小さくなり、日本市場に適応したものとなっています。
ただ、小さくなった分パワーも落ち、元々低かった吸込仕事率は170Wにまで落ちて、パワーは最低レベルです。
フィルター掃除不要期間もこれまでの最新型だったDC22が7年間、その前のDC12plusが1年間だったのに対し、このDC26では2年間となっています(ただし、この数字は自動車の燃費のようなもので、使用環境によって全く別の数字になります)。
現在、従来品が安くなってきていますので、アパート暮らしなど特に狭い所に住んでいるのでなければ、ダイソンを欲しい方にとってはそちらも有力な選択肢となるかもしれません。
あと、これはモーターヘッド(パワーブラシ式)の機種ですので、主に絨毯向きのダイソンです。
フローリングメインの環境にお住まいの方は、DC26 turbineheadでも良いかもしれません。
DC26 motorhead completeとDC26 turbinehead completeの差は、ヘッドの回転ブラシがモーター式であるか、もしくは吸引力を利用した風力式であるかの差、そしてパイプ(ヘッドとホースの間)の材質がこちらはアルミで、turbinehead completeは樹脂であることでしかありません。

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こういうサイトを作ってるのに、いつまでも「ダイソンは使ったことがありません」というのには耐えきれなくなりまして、奮発してこの「DC26 motorhead complete」を買ってしまいました。
レビューしますと、まず、吸込仕事率がたった170Wですが床に適度に吸い付きます。他メーカーの掃除機や、店頭にあったturbineheadと比べても別物の吸い付きの良さがあります(turbineheadでは回転ブラシを止めていても、吸気用の穴がふさがる訳ではないよう)。なので、回転ブラシを止めた状態でも、結構絨緞掃除に向いているのではないかと思います。

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しかも、そのモーター式の回転ブラシですが、回転ブラシと言うより、もはや耕耘機といった感じで、絨毯を耕して綺麗にする感じです。パナソニックのWパワフルドライブノズルでも汚れの落ちが良くない絨毯も、これを使うと一発で綺麗になります。なので、今まで色々国内メーカー製の掃除機を使ってけれども、絨緞掃除で納得できるものがなかった、等というような場合には最適かもしれません。
ただやはり、ブラシが固くて強烈ですので、毎日ガンガン掃除機掛けをするのはどうなんだろうという疑問も湧きます。絨毯は、人が歩くだけでも年月が経つ内に少しづつすり減るのではないかと思いますが、恐らくそれに輪をかけてしまうのではないかと思います。勿論、日本メーカー製の物を使っていても、パワーブラシであれば、そういう傾向が生まれるだろうとは思いますが。
また、フローリングではちょっと勇気がなくてブラシは回せません。なので、我が家ではブラシのない普通の掃除機と同じです。
あとは、長所として、本体が小さい上に、やたらと持ちやすい本体部の持ち手が付いている為、持ち上げて掃除をしたくなります。ただ、その場合、左手で本体を持つと排気が体にかかりますので、若干腕を捻じって持つ必要がありますが、体に当たっている限りでは、余計な場所に高風力の排気がかからないという利点も一応あります。

ダストカップと共用の本体部持ち手 排気口です。右側面のみ

また、短所として、アルミ製の白い延伸管はやたら重いです。信じられません(笑)。感覚としては、アルミ製というよりはモロにスチール(鋼鉄)製です。なので、パイプを延ばした状態でヘッドを持ち上げようとすると、重さに耐えるために一度持ち直す必要があります。ただ、普通に掃除機掛けしている限りでは、重いとか軽いとかは特に何も感じませんが。

ホース取り付け位置 ホース取り付け位置内側

それに加え、見ての通り本体側末端のホースの取り付け位置が、左側面の中途半端な位置になっています。これはデザインを優先しての措置と思われますが、実のところ問題が大ありです。この位置にホースが付いているせいで、DC26を引っ張っても何と真っ直ぐに進んで付いて来ず、常に左斜め前方にしか進まないのです(ただし、これはダイソン製キャニスタータイプに共通の話のはずです)。実は、本体を持ち上げて掃除をしたくなるのには、それも関係しています。
運転音は、ダイソンは五月蠅いと大評判で、ダイソンの人もそう思っているようですが、DC26については、実は特別五月蠅くはありません。他の国産掃除機(静音仕様の高価格品を除く)と全く同程度です。
ゴミ捨ては、ワンタッチとは言ってもやはりホコリが舞いますので、私は外で、しかも袋の中に捨てています。ただ、ホコリが舞いやすいのは、サイクロン式全体の問題でもありますが。
あとは、パワーブラシのモーターの回転音の、ビィィィィーという音が私的には非常にカッコ良く感じ、テンションが上がります。
総合的な感想としては、絨緞用の掃除機としてはかなり満足しています。回転ブラシを回しても、回さなくても、非常に強烈です。絨毯の割合が多く、複数台掃除機があっても良いご家庭だと、これが1台あると家の中がかなり綺麗に保てるのではないでしょうか。
ちなみに、光沢のあるフローリングに対しては、国内メーカー製の自走式のパワーブラシを装備した機種が良いだろうと思います。勿論タービン式でも掃除には十分ですが、仕上がりの良さ(ピカピカ具合)まで含めて考えると、高性能なパワーブラシが欲しいところです。

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これは2年に一度程度水洗いしなければならないスポンジフィルターです。見ての通りに、何故か車輪の中に収納されています。残念ながら表には結構ホコリが付きますが、裏面は真っ白です。

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こちらは清掃・交換不要のHEPAフィルター(メインフィルター)です。一見除湿剤のように見える不思議な形状です。ここはユーザーが開ける必要がないためか、コインで開ける方式なので、所有期間中に一度も開けて見ない方が多いかもしれません。

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このヘッドを支える関節部に、両側から挟み込むように付いている半円状の物は、"V-Ballテクノロジー" と呼ばれる車輪です。これはヘッドが横滑りして操作性が低下するのを防ぐために開発されたようです。使い心地としては、車輪が例外的に大きい分でか、フローリング上では余裕を感じさせる心地良い操作性です。絨毯上では何故か普通ですが(材質が単なる樹脂で、表面の状態もツルツルなので、絨毯上では幾らか回転せず滑るのかもしれません)、それでも関節から先が長い分で、少し特殊な感覚を受けます。

本体後部ボタン コンセント差し込み部
何故かコンセントのつまみ部分の形状が丸かったり・・・。
左の写真は、右のボタンがコードの巻き込みボタンで、左のボタンが電源ボタンです。欧米人用にか、故障時用なのか、それともデザイン面での配慮なのか、手元スイッチに加えて本体にもついています。
尚、コードの巻き取りのパワーは非常に弱いです。一度では全部巻きとれません。巻き取りがあまり強いと、コードが跳ねて危険ですが、これでは弱すぎです。

付属ツールは、motorheadとturbineheadのcompleteモデルには、"フトンツール" と "フレキシブル隙間ノズル" 、"ソフトブラシツール" の3種が特別に付属します。
turbineheadのentryモデルにはどれも付属しませんが、公式サイト等で必要な分の別売品を買うことは出来ます。

フトンツール表 フトンツール裏
フレキシブルすき間ノズル・ブラシ部脱状態 フレキシブル隙間ノズル
ソフトブラシツール ソフトブラシツール裏
使い心地としては、フトンツール(別売4,200円)は実は意外と使えると思います。座布団やこたつ布団、カーテン等をサッサと手軽に綺麗に出来ます。ダイソン専用だけあって、吸引力との相性がバッチリなので、使いやすいです。ただ、吸込口上下の赤い部分はエチケットブラシなので、それで擦ったらマズイかな、という布質のものにはちょっと使いにくいですが、テープを貼って(赤い部分を)隠してしまえば、どこでにでも使えます。
ソフトブラシツール(別売5,250円)は、机の上等で使うものですが、広い面積を一度に掃除できるのでかなり便利です。裏の赤い部分はエチケットブラシではなく、フェルトのようなもので、その部分でもホコリ等を綺麗に出来ます。あちこちホコリが溜まってる平面部分がある方は、非常に重宝すると思います。(笑)
実は一番使えそうで使えないのが(…ウチの話ですが)、フレキシブルすき間ノズル(別売5,250円)です。伸び縮みするのは良いのですが、延びる部分がちょうど楕円形のゴムチューブで出来ており、そこでクネクネと曲がります。勿論、それがウリなのですが、実のところ床に力を加えにくいので、折角先端にブラシが付いていても、それが生きません。なので、使うと、曲がらない普通のプラスチックだったら、と思う次第です。

コンビネーションノズル(ブラシ付きすき間ノズル) コンビネーションノズル2
すき間ノズル×2&30cm物差し モーターヘッド/ミニT字型ノズル/フトンツール
turbineheadのentryモデルにもある標準付属品として、すき間ノズル(コンビネーションノズル)も一緒に付いて来ます。長さは勿論として、太さも少し違いますが、こちらがあれば無理に必要という訳ではないかもしれません。
下段右の写真の中央に映っているのは、もう一つの標準付属品の、ミニT字型ノズルです。すき間ノズルで掃除するには、広いすき間を掃除するものだと思いますが、机の上等で使用することも、一応可能だと思います(布だと吸い付きます…無理やり使用出来ない訳ではないですが)。

手元に接続時 延伸管先端に接続時
全てのツールは、手元にも、延伸管先端部にも、同じように接続が可能です。

洗った方が良いプレフィルター 洗った方が良いプレフィルター2
[後日談] ウチではDC26を使うのは私だけなので、それ程使い込んでいないのですが、とうとう吸引力が半減するという "事件" が起きました。
確かに、DC26だけを使っていれば、2,3ヶ月でこの状態となると思います。何ともな話ですが、ライバルのシャープのサイクロン(「ECT1E5」)でこのホコリを綺麗に吸い取りました。それで吸引力は戻りましたが、ただ、吸引力は最初の9割程度のような気もします・・・。これは気のせいかもしれませんが(次にこうなれば、スポンジフィルターを水洗いしようと思います)。
実のところ、家電量販店の店頭の製品を定期的にチェックしていますが、2010年度型のカーボンファイバーDC26は、2009年度型のもの(写真の管理人宅機)とルートサイクロン部の設定が違うと思います。なぜなら、店頭(複数店舗)のものでも、旧モデルはスポンジフィルター部が汚れ放題だったのに、新型はほぼ全く汚れないからです。
恐らく、サイクロンの渦が強化されており、その分で吸引力が犠牲になっているかもしれませんが、私としては、新型のカーボンファイバー版を買った方が良いと思います。というか、出来ればメーカーで、サイクロン部だけで結構なので、新型に交換して欲しいのですが。(汗)

 価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。


DC26 motorhead complete
dyson DC26motorhead complete グラファイトパープル DC26MHCOM楽天
amazon ― ― ―[レビュー有]
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
ヘッド形状:パワーブラシ
目詰まり対策:2年間フィルター掃除不要
吸込仕事率:170W
本体重量:3.3kg
色:グラファイトパープル
付属品:ミニT時ノズル、ブラシ付すき間ノズル、ふとんブラシ、ソフトブラシツール、フレキシブルすき間ノズル


カーボンファイバー(CF)・シリーズ(2010年9月30日発売の2010年度モデル)
DC26 CF motorhead complete
dyson DC26 CF DC26CFMHCOM楽天
amazon [レビュー有]
DMM家電レンタル 4,040円(2日間)〜
楽天レビュー:レビュー(_件)を参照
・ヘッド形状:パワーブラシ
・目詰まり対策:2年間フィルター掃除不要
・吸込仕事率:170W
・本体重量:3.3kg
・運転音(騒音値):未公表
・色:ピンク系
・HEPAフィルター仕様
・付属品:ミニT時ノズル、ブラシ付すき間ノズル、ふとんブラシ、ソフトブラシツール、フレキシブルすき間ノズル

ヘッドの回転ブラシに静電気除けのカーボンファイバーブラシが追加され、アルミ製の重いパイプがturbineheadと同じ樹脂製に変更となっています。また、パイプ部の持ち手の形状が変更になると共に、パイプ部とホースの接続部が横にスイング可能な珍しい形状となっています。

関連ページ:
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関連サイト:
ダイソン・カーボンファイバーブラシ搭載DC26 CFシリーズ(ダイソン公式サイト)
家電製品ミニレビュー・ダイソン「カーボンファイバーDC26 moterhead complete」(家電Watch)




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