その2機種の違いは、新型モーターの "ddm" = "ダイソンデジタルモーター" を装備しているか否かと、付属ツールの差、そしてDC22 mortorheadがメーカー2年保障であるのに対し、DC22 ddm motorheadはddmの耐久性を強調するためかメーカー5年保障となっている点です。
ダイソンデジタルモーターとは、従来のダイソン社使用のモーターに比べ、高耐久化、100gの軽量化、若干のパワーアップ、そして回転数の制御(とは言っても単に「強」と「弱」)を可能としたモーターです。従来の "ACモーター" と呼ばれるモーターが、吸込仕事率が200Wなのに対し、ddmタイプでは210Wということになっています(去年の11月頃までは、ddmは225Wだと言っていたのですが・・・)。
付属ツールは、普通のDC22 motorheadが "ブラシノズル、隙間ノズル、ミニT字型ノズル、フトンツール、マイクロタービンヘッド" を付属しており、それに対し、DC22 dmm motorheadではそれら全てに加え、 "ソフトブラシツール、フレキシブル隙間ノズル" が追加されています。
最近の国産品では "自走式" もしくは "自走アシスト式" と呼ばれる高トルク(回転力)のモーターをヘッドに仕込んだモーターブラシ式が増えていますが、このダイソン製は普通のモーターブラシ式でしかありません。そのため、使用感は重めです。
また、カタログには「デリケートな床材のお掃除にはブラシの回転をOffにしてご使用いただけます」と書いてあるのですが、回転ブラシを止めてしまうともっと使用感が重くなります。
ちなみに、DC22 (ddm) motorheadの回転ブラシはかなり硬いブラシが高速回転しますので、畳やフローリングでは少し怖いです。
絨毯でのゴミの除去率 "ダストピックアップ率" を高めるためにそのような仕様になっているのですが、若干日本の住宅事情には合わないかもしれません。勿論、ご家庭が絨毯ばかりであればまだよろしいのですが・・・。
なので、快適・安心な使用を望むのであれば、国産品にするのが良いかもしれません。ネットで買うにしても、店頭で実際に見てご検討になることをお勧めします。そうすれば、巷で噂のダイソンの爆音に関しても実際に聞くことができます(ノーマルのACモーターの方なら音は普通との評判もあります)。
付属ツールに関しては、若干割高のようですが、別売でもありますので、普通のDC22 mortorheadを買って欲しい方だけ揃えることも可能です(※別売のturbineheadのヘッドを付けることも可能です。勿論通電の問題で、turbineheadにはmotorheadのヘッドは接続不可ですが)
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・DC22 motorhead ― ― ― | |
・Yahoo!S ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・モーターヘッド(パワーブラシ) ・7年間フィルター掃除不要 ・吸込仕事率:200W ・本体重量:4.9kg ・色:プラチナ ・付属品:ブラシノズル、隙間ノズル、ミニT字型ノズル、フトンツール、マイクロタービンヘッド | |
・DC22 ddm motorhead ― ― ― | |
・Yahoo!S ― ― ― ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ・モーターヘッド(パワーブラシ) ・7年間フィルター掃除不要 ・吸込仕事率:225W ・本体重量:4.8kg ・色:サテンコッパー ・メーカー5年保証 ・付属品:ブラシノズル、隙間ノズル、ミニT字型ノズル、フトンツール、マイクロタービンヘッド、ソフトブラシツール、フレキシブル隙間ノズル | |
関連ページ:
・【リコール情報】ダイソンDC22(ddm)motorhead
・DC22 (ddm) turbinehead
・DC12 plus entry
・DC12 plus turbinehead
・DC22のクリーンエアタービンの仕様の変更
・DC26
・[レビュー] DC26 motorhead complete
・ダイソン掃除機比較
・各社最高級機一覧
関連サイト:
・Dyson DC22 DDM Motorhead