これらのメガホイール、一応サイクロン式ということになっていますが、実のところ普通に言うところのサイクロン式ではありません。幾らか回転させた気流で最初のフィルターに付くのホコリを叩き落とすと宣伝していますが、ではどこから空気はフィルターを通るんだと突っ込みたくなります。なので、結局フィルター性能はあまり良くないようです。
実際、VC-CX100D(「VC-CX200D」との違いは殆どありません)を扱ったコラムがあるのですが、フィルターに関して芳しい話はありません。
最終フィルターはハンドル連動式のフィルター振動機構がありまして、ハンドルの取っ手を持ち上げたり下げたりする度にカタカタ(カタカタカタカタ)と作動してホコリを落とし、再付着しないよう設けられたシャッターが作動するようです。
ただ、これらの機種の長所はやはり見たままの大車輪です。段差を軽々と乗り越え、方向転換も容易です(…とのこと)。
ティッシュペーパーのフィルターへの装着が推奨されていればそれでも良い機種に見えるでしょうが、この仕組みでそうでないのは気になります(実のところ、推奨はされていなくても、ティッシュをメッシュフィルターの後ろにはセット出来るでしょうが、メッシュフィルターの前、つまりダストケースにセットするのはちょっと無理なのでは、と思います)。
しかし、デザインが気に入るなら良いと思います。部屋の片隅にあると楽しくなりそうですから。
あと、2009年の5月に紙パック式のメガホイール、「VC-P200D」が半年ほど遅れて発売になっています。
なんちゃってサイクロン式だと心配だけれども、このデザインは捨て難い・・・という方には(笑)よろしいのではないでしょうか。
※価格は変動します。時価はリンク先にてご確認下さい。
・VC-CX200D Mega Wheel(メガホイール) ― ― ―![]() | |
・ ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:快走フローリングパワーヘッド ・目詰まり対策:フィルターお手入れハンドル&ダストブロックシャッター ・吸込仕事率:570W ・重量:4.7kg ・運転音:61〜約50dB ・持ち手(本体):折り畳み式 ・色:オレンジ、シルバー ・フローリングにやさしい巨大車輪(メガホイール) ・床上の空気を吸う「床上ダストゲッター」 | |
※VC-CX200Dの特集 |
・VC-CX100D Mega Wheel(メガホイール) ― ― ―![]() | |
・ ・amazon ― ― ― ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:コンパクトパワーヘッド ・目詰まり対策:フィルターお手入れハンドル&ダストブロックシャッター ・吸込仕事率:560W ・重量:4.7kg ・運転音:61〜約50dB ・持ち手(本体):折り畳み式 ・色:ブラック ・フローリングにやさしい巨大車輪(メガホイール) | |
あと、見つけてしまいましたが、このメガホイール、元ネタがあります。
何と・・・
・YAMAZEN CM-B210![]() | |
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![]() | ・ ・amazon ― ― ― ・クチコミ・評価:amazonレビュー ・ヘッド形状:ノーマルヘッド ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:210W ・本体重量:4.7kg ・色:セピアブルー ・コードの長さ:4.5m(普通5.0m) |
実はこれ、「Big Wheel(ビッグホイール)」と言います。
商品紹介では書いてありませんが、本体にそう書いてあります。ホームセンターで実機を見かけました。(笑)
関連ページ:
・VC-PG210 メガホイール

・VC-CY200D メガホイール(2009年度ニューモデル)
・VC-P200D メガホイール(紙パック式)
・東芝掃除機
・東芝掃除機【〜2007年度型】
関連サイト:
・家電製品ミニレビュー 東芝「メガホイール VC-CX100D」