サイクロン式の高級機エアシスを始め、ティッシュ併用式のサイクロン構造や、ガバどりヘッドが有名なサンヨー掃除機の数々です。
※どうやらサンヨー製クリーナーは、ほぼ全て生産終了で、CMで有名なエアシスまで含めて全て廃番になりそうな雰囲気です。パナソニックはサンヨーの商品では、エネループとGOPANだけ残すような事を言っていましたし(※⇒パナソニック「MC-SXD410 エアシス」出ました!)。
掃除機をサンヨー製から選ぶのは比較的無難な選択だと思いますし、ヘッドの使いやすさの満足度では、他の追随を許さないのがサンヨーです。
(※どうも困ったことに、そのヘッドの耐久性を疑問視する声があるようです。自分が使うと物が不思議とよく壊れる、と思っていらっしゃる方は、止めておくのが無難かもしれません)
ただし、サンヨー製のサイクロン掃除機は、本当はサイクロン式ではありません。
これは2009年度型のSC-XW22Lのサイクロンボックスですが、サンヨー製サイクロンは、最高級機種のエアシスに至るまで基本構造は皆同じです。
ちなみに、白い紙は普通のティッシュです。挟んでおくと、ゴミ捨てが楽になると共に、メインフィルターまで到達するホコリが少なくなります。
(※三洋製掃除機亡き後のティッシュを使える掃除機は、日立製の「2段ブーストサイクロン」「ごみダッシュサイクロン」、パナソニック製「ツインサイクロン」「エアシス」、三菱製「サイクロン式Be-K(ビケイ)」となっています。ティッシュを使えるタイプは遠心分離力が弱いので、あまり好ましいものではありません。⇒「フィルター部へのティッシュの装着について」)
見ての通り、ティッシュ部とメインフィルター部でゴミを止めているだけなのですが、風の通路が曲がっているということで、サイクロンと名乗っています。(⇒「なんちゃってサイクロン」とは)
SC-X12JやSC-X12Mの最下位機種のシリーズと、最上位のエアシスのシリーズを除いては、このようにダストボックスの代わりに紙パックを装着することも可能です。
見ての通り特別なことは何もありませんので、恐らくエアシスは高級サイクロンとしての面子で、下位機種は価格での性能格差の演出として、わざわざ紙パックを装着出来ないようにしているのではないかと思います。
また、少なくとも写真の2009年度型では、新品でもゴミが溜まると、ダストボックスにまだ全然余裕があっても、フィルターが詰まったと判断してモーター保護装置が働き、その場で掃除の続行が不可能なまでに即パワーダウンすることがあります。それにより、モーターは長持ちするかもしれませんが、ちょっとやり過ぎの感は否めません。
あと、サンヨーでは何とパワーブラシの機種とタービンブラシの1機種で、ヘッドに床拭き用シートを装着して床を拭きながら吸引することが出来ます。
その場合、基本的にドライシートの装着となりますが、サイクロン式のエアシスと紙パック式のSC-FP7Lでは特別にウェットシート(花王クイックルワイパーウエットシートでOK)を装着することが出来ます。…実用的であるかは謎ですが(謎というか微妙)。
※最終型/2010年度 | ||
サイクロン式 | 紙パック式 | |
上位シリーズ | SC-XD4000 (エアシス) | ― ― ― |
中位シリーズ | SC-XW55M SC-XW33M (エアブロックサイクロン) | SC-MP8M |
下位シリーズ | SC-XW22M (エアブロックサイクロン) SC-X12M | SC-WP6M SC-WR5M SC-KM4 |
※価格は変動します。時価は必ずリンク先にてご確認下さい。
2011年2月1日新発売!
紙パック式
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![]() | ・楽天 ― ― ―![]() ・amazon ― ― ― ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ![]() ・ヘッド形状:からみブロック すき間一発!逆立ちパワーブラシ(ドライシート拭き対応) ・目詰まり対策:エアバイパス構造&マラソン制御(詰まって来ると自動でパワーアップ) ・吸込仕事率:620W ・本体重量:3.5kg /全体重量:5.3s ・運転音:67〜約60dB ・排気方法:ふわっと排気 ・持ち手(本体):折り畳み式 ・色:パールピンク(P)、チタンシルバー(S) ・(エコモード有) |
※SC-MP8Mの特集 |
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2010年11月24日発売
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![]() | ・楽天 ― ― ―![]() ・amazon ― ― ― ・口コミ・評価: ― ― ― ・ヘッド形状:ノーマルヘッド(3方きわどりブラシ) ・目詰まり対策:― ― ― ・吸込仕事率:500W ・本体重量:3.2kg ・運転音:67〜約55dB ・排気方法:ふわっと排気 ・持ち手(本体):折り畳み式 ・色:ブルー、ピンク |
2010年10月21日新発売
サイクロン式
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・楽天 ― ― ―![]() ・amazon ― ― ―[レビュー有] ・口コミ・評価:感想(_件)を参照 ![]() ・ヘッド形状:隅・すき間一発!逆立ちパワーブラシ ・目詰まり対策:フィルター自動クリーニング&ティッシュdeブロック ・吸込仕事率:510W ・本体重量:4.8kg ・運転音:62〜約55dB/ 空気清浄モード時:約51dB ・排気方法:エアブロック構造(斜め後方排気) ・持ち手(本体):固定式×1、折り畳み×1 ・色:パールホワイト、パールピンク、パールブルー ・ULPAフィルター仕様 ・純正ふとんブラシの「アトピット2」付 ・簡易空気清浄機機能有 | |
※SC-XD4000の特集 |
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※SC-XW55Mの特集 |
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※SC-XW22Mの特集 |
関連ページ:
・MC-SXD410 エアシス(パナソニックから2011年10月に新発売)
関連サイト:
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・三洋電機が「消滅」へ パナ、三洋テクノソリューションズ鳥取を売却(産経ニュース)
・Z気流「太郎」で大ブレイク! プラスαな掃除機戦略[三洋電機の掃除機 1](日経トレンディネット)
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・三洋電機、最後の「社史」を発行。62年の歴史を3部構成(AV Watch)
・京阪本通のビルを見上げる 「三洋電機」栄枯盛衰のあと(MSN産経)
・ハイアール、三洋電機から引き継いだ「AQUA」ブランドでロボット掃除機に参入(ASCII.jp)