ところで、色々と読んでみて思ったことは、実はサイクロン式か紙パック式かということよりも、「回転ブラシ」(メーカーによって名称は様々)が重要かもしれないということです。
回転ブラシとは掃除機の吸い込み口のブラシにモーターを付けるか、吸引力を利用して回転させるかしてゴミを集める仕組みのことです(いつからあるものか知りませんが、私は見たことがない…)。掃除機掛けは結構疲れるものですが、その仕組みにより必要とされる力が半分程度になるとのことです。これは画期的に思えます。そしてこれは実験の比較に使われた安めの紙パック式掃除機にも付いています。
フローリングにこぼした小麦粉さえ吸うのに難儀なダイソンのサイクロン式の名声は、この回転ブラシの設定をじゅうたん向け設定することで得られているように思えます。
フローリングの床といえば元々欧米のものに思えますが、土足は論外ですし、wikiを調べてみるとどうも日本が発祥のようです。
また、日本には畳もあります。そして日本人はそれらに寝そべったりしますから、その掃除はじゅうたんに劣らず重要です。
しかし、欧米においては屋内は土足ですから、砂や土で汚れるじゅうたん(下手をすると犬の〇ンだって家の中に入り込みます)を綺麗にする仕様こそが重要なのかもしれません。
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